My Rate : ★★★★ 初期ダムドに近いようなブロークンなパンク。がむしゃらに走るバンドのアンサンブルに必死についてくるのピアノの高音連打がそこにちょっと知的な趣をあたえ、ヴォーカルの不機嫌でしゃがれた声は、イギリスに大量出現して久しいリバフォロア…

My Rate : ★★★★1/2 イントロで電子音が入ってきて、「あー、出がらしニューレイヴァーかぁ」とがっかりきそうだが、それもつかの間。実はリズムはエレクトロというよりはブギーで、ヴォーカルは、ねっとりとグラマラスで、妖しい。曲の作り方も「単調な打ち…

Cajun Dance Party周辺って、彼ら以外にも面白いバンドいるのは、耳の早い方の間ではよく知られたことかと思いますが、特に気に入ってるものを二つあげておきます。

My Rate : ★★ 「インディーアーティストのポップ化」といったときに、しばしば生じる大きな誤解のひとつは、プロダクションが洗練／メジャーよりにさえなればいいのか、ということ。もちろん、そうではない。プロダクションが洗練されたとしても、「ポップ強…

My Rate : ★★ デイヴ・グロールが「いい奴キャラ」なのはよく知られたこと。だが、最近そのいいやつぶりは、「今のアメリカのメインストリーム・マーケット」ばかりに向けられて、かつてNirvanaが好きだった人にはまったく向けられていないように思う。浅は…

ずはり、髭の時代はおわったっしょ！

My Rate : ★★★★ イギリスはグラスゴー出身の1990sといくらなんでも紛らわしすぎるバンド名だが、まったくの別バンド。こちらはシカゴ出身。基本的にはオーケストラル・ポップだが、アメリカーナの要素や、USインディーバンドがあまり使わない60sの要素もあり…

My Rate : ★★ Jack Penateをもっとポップにして、ピアノロックとくっつけたようなポップバンド。まあ、売れるのはわかるさ。でも、このPVはNGでしょ。「ボーリング場で出会ったファーギー似の子にShe’s So Lovelyで、でも僕はもてなくてー」って、どうよ！！

My Rate : ★★★1/2 これも結構いかにもなパワーポップ。すごくキャッチーな一方、下手すれば凡庸になりそうなところを、酔いどれオヤジのしゃがれ声みたいなヴォーカルが紙一重でそこをクリアしてる。

My Rate : ★★★★ 日本の早耳リスナーの間では早くから人気。なんとBritish Anthemsでの来日と、日本盤EPまで決まってしまったRipchord。日本盤EPのタイトル曲となっているのが、かねてから人気のこの曲。前のシングルよりこっちでしょ。日本での動きが加速す…

My Rate : ★★★1/2 アルバムリリース前の勝負曲で、いかにもなブリット・ポップをやってしまうところに小物さがにじみ出てしまっているが、そんな曲に「ジョイ・ディヴィジョンに合わせて踊ろう！」というタイトルをつけてしまうセンスはちょっと憎めない。

My Rate : ★★★1/2 ヤーヤーヤーズのファーストに近いようなノイジーで疾走するガレージ・パンク。ビートにアークティックっぽいねちっこさもあって、なかなかハイエナジーな楽曲。アルバムでどう変化をつけられるか、見てみたい。

My Rate : ★★★★ カーディフの「ダサくて、がさつなアーケイド・ファイア」。ライヴでもこれだけがさつなら面白いことになりそう。アメリカもArts & Craftの契約ということで、英国外でも話題を呼ぶ足がかりを作れていることも、今後期待大。

My Rate : ★★ 「アークティックがらみ」ということで話題にはなり、売れもしたけれど、「アークティックがらみ」からこれっぽっちも抜け出ていないのはどうなんだ？The State of Thingsアーティスト: Reverend & The Makers出版社/メーカー: Wall of Sound発…

Myspace : ★★嗚呼、これをやるなら、2年前か、どんなに遅くても去年にしてほしかった。 PJ Harveyという人は、なんだかんだで結構ミーハーなところがあって、セカンド・アルバム以降、どの作品にも、その時々の流行が割りと素直に反映されるところがある。彼…

Myspace : ★★★★これまで、別に信頼を裏切る作品なんてないけれど、ここまで外向的で、「ああ、これいい！」とはっきり断言できるSFAのアルバムっていうのも久しぶりじゃない？グラフ・リーズのソロがコナー・オバーストのレーベルからでたり、今作もBroken S…

今日も手短です。

My Rate : ★★The Cuteの「Inbetween Days」を、カウベルといかにも北欧っぽいストリングスで味付けしたような「Tonight I Have To Leave It」は非常にいい出来で、この北欧バンドも同郷のピーター・ビヨーン・アンド・ジョンのビヨーンのプロデュースでポッ…

Myspace : ★★「Give Up」は結構よかったのになぁ。 なぜか、ブッチ・ウォーカー（アブリル）とロブ・カヴァロ（マイケミ）をプロデューサーに迎えた3枚目。プロデューサー陣を指して、セルアウトというには早計で、サウンドはアブリルでもマイケミでもなく（…

またまた間隔空いちゃってますが、手短に行きます。

My Rate : ★★★★ この言い回しが大袈裟であることは承知の上だ。しかしどうしても、このアルバムを聴いたとき、Beatlesの『Sgt.Peppers〜』を連想せずにはいられなかった。もちろん、『Sgt.Peppers〜』はロックの歴史において「最高のアルバムの一つ」と言わ…

久々の更新です。しかも、リリースしてちょっと経ってるし、これorz

My Rate : ★★★★ こーきたか！ 「Sub PopのMy Morning Jacket激似バンド」と一部で話題だったBand Of Horsesの新曲。冒頭一分くらいは、前作収録曲の「Funeral」と似てはいるものの、ジワジワくる高揚感はなんだろうと思ったら、途中からいきなり、ギターがガ…

My Rate : ★★★★1/2 やべー、これはツボにはまった！ ようやく、国内盤発売となるPipettesの日本盤およびUS盤のボーナストラックとなる新曲がDance And Boogieがかなりいい。イントロから80sPOP的なシンセが入るあたり笑えるけど、80sっぽいのに、なんだかん…

My Rate : ★★★ リバティーンズのラストライブと同じ日に、同じ会場で、なぜか謎の「引退宣言」をしたPJ Harvey。その後、数回アコースティックギグをやったのを除けば、目立った活動はせず、あろうことか、「お静かにご退場ください」という名前の、「Live B…

My Rate : ★★ パンツ一丁で「ボク、お子ちゃまみたいなキブーン、バブー！」とやって一躍、名前が知られる存在となったDevendra Banhartも新作が間近。が、これもこの曲だけでは、まったく内容が想像できない。前作にもあって、昔からやってた静かなフォーク…

My Rate : ★★★ Babyshamblesがセカンドアルバムを出すなんて、一体どれだけの人が予想しただろう？というわけで、今月末にはまさかの２枚目がでるべビシャンの、最新シングル。正直言ってこの曲から次作を想像するのは難しい。「あー、相変わらずピートっぽ…

書きたいものは結構あるんですが、やはりしばらく、断続的にしか更新できない感じです。とりあえず、短いメモでごまかします。あしからず。

http://www.nationwidemercurys.com/うおー、外れたー。 クラクソンズかー。（予想はエイミー・ワインハウス）これで通算1勝5敗だぜ！

My Rate : ★★★★1/2 初期Beckと比較しての、彼らの貴重さに関しては、すでに言及した通り。アルバム自体もその期待をまったく裏切っていない。更にもうひとつ、このアルバムから連想されるのは、スライ・アンド・ザ・ファミリーストーン。ちょうど、『Stand!…