Hives 「Tick Tick Boom」

My Rate : 曲が短すぎて測定不能(でも、多分★★★★)
新作が近づいているらしいハイヴズ。聞けば、Maroon5の前座が決まったらしいだの、今回はヒップホップ・アプローチでプロデューサーにティンバランドファレル・ウィリアムスを起用してるだの、どうも色々騒がしい。彼らの美点とはつまるところ、「It’s Only Rock’n Roll」なノリにあるわけで、どうもその本来の潔さからすると、彼ららしくないショーバイ的な周囲の動きには心配が募ってしまう。(大体、ヒップホップに接近するって言ったときに、ティンバランドはともかくとして、ファレルはないでしょ、ファレルは)


この先行シングル「Tick Tick Boom」も、すでにアメリカのナイキCMとしてOA中。そんなタイアップまで、何か怪しい力の暗躍を連想させてしまうものだが、いざ、CMのクリップを見てみると…


変わってねー!w


CM自体が30秒なので、もちろんこれで判断はできない…といいたいところだが、Hivesの曲というのは、最初のリフの「ガツン!」があれば、それでOKなわけで、その点ではこの曲申し分ない。多分、かなりいい曲である。「周囲でどんなに怪しい力学が働いても、HivesはHives」という美学をしたたかに貫ければ、この一世一代の大勝負もプラスに働くかも。というか、ダーティーなマネー・パワーを掻い潜り、なおかつロックンロールするHivesという図は結構かっこいいのではないの??


ちなみに、CMは本人達、大フィーチャーです


ヒップホップ寄り、といえばすでに発表されたTimbalandとの曲
つーか、ギャングスタノリにしれっと溶け込んでるキミらって、ある意味凄いよ…