2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Rilo Kiley 『Under The Blacklight』

My Rate : ★★★★1/2 「私は、あなたの銀の裏面だった。でも、今、私は金の表面なの。」 男から離れていく女の心情を硬貨の表裏に例えた「Silver Lining」でこのアルバムは始まる。LAのインディー・ロックバンド、ライロ・カイリーのヴォーカルであり、シンガ…

The Hives 「Tick Tick Boom」

My Rate : ★★★★1/2 キター!!!! ハイヴズの新曲、フルバージョン! CMでは「変わってねーかな」と思ったけど、ぶっ飛びっぷりは予想以上である。「Maroon5の前座」「ジャック・ナイフ・リーの起用」など、もう売る気満々の周辺状況からはさもありなん、超…

Review : Hives

おひさしブリトニー!(坊主頭で。 まだ、レギュラー更新し続けられるか、微妙なところですが、一つ書きますよ。

お知らせ

ちょっと忙しくなりそうなんで、週末まで更新ストップします。ストップ前に一言。Rilo Kileyの新作フルストリーミングできるんですが、 かなりいいです。先行シングルは★スタートから、まさかの★★★★1/2の出来。 週末になったら、改めて書きますよ。全曲試聴 …

8月度月間アクセスワードランキング(中間発表)

・1位 Cajun Dance Party Reviewはこちらこういうランキングネタコンテンツやってると、「順位は適度に入れ替わってほしいものだなぁ〜」とか思うんですけど、Cajun Dance Party、また1位です。ほんと多いんだよね。これで検索してくる人。アクセスアップを…

KT Tunstall 「Hold On」

My Rate : 笑笑笑笑 そんなつまんない新曲だったBlunt氏に対し、面白すぎたのはKT女史の新曲。「プラダを着た悪魔」大フィーチャーのおかげで、実は般若顔という事実はどこへやら、日本でもオサレOLの愛好品として定着したKT Tunstall。新曲は、シェリル・ク…

James Blunt 「1973」

My Rate : ★★ イギリス人がうざがるくらいオンエアされまくり、大ヒットを記録したMr.ユア・ビューチホー野郎、James Blunt。ここ日本でも、「ココロデキクウタ」とかなんとかで大ヒットしましたね。そのBlunt氏の新作から先行シングル「1973」。 あ、ここで…

Review : James Blunt , KT Tunstall

このブログをチェックしてくれている奇特なボーイズ・アンド・ガールズ達、今日はちょっとしたセルアウトだ。ビビるなよ。こいつだ!

Candie Payne 『I Wish I Could Have Loved You More』

My Rate : ★★★ 何で邦題つけなかったんだろ?直訳でばっちりじゃないですか。 「もっとあなたを愛せていたら」(遠い眼…) 過去の出来事に対する後悔をにじませる過去完了形がいい味出しております。 もう一回繰り返しましょう。 「もっとあなたを愛せていた…

Dead 60’s 『Time To Take Sides』

My Rate : ★★ 何なんでしょう、現地UKでのNo Buzzっぷりは。海外からほとんど情報が入ってこなかったので、「これゼッテーリリースされないっしょ」とタカをくくっていたら、本当に出ちゃったDead 60’sのセカンド・アルバム。NMEと喧嘩でもしたんでしょうか…

Hives 「Tick Tick Boom」

My Rate : 曲が短すぎて測定不能(でも、多分★★★★) 新作が近づいているらしいハイヴズ。聞けば、Maroon5の前座が決まったらしいだの、今回はヒップホップ・アプローチでプロデューサーにティンバランドとファレル・ウィリアムスを起用してるだの、どうも色…

Summer Sonic Good Acts And Other

Best Act:Modest Mouse すでに、名を成したミュージシャンが、すでに名を成したバンドに加入して、それが完璧なケミストリーと、アンサンブルの強靭さをものにできるというのは、本当に信じられないことだ。アルバム『We Were Dead Before The Ships Even S…

サマソニ・ライヴメモ

大阪で見てきたんですが、大阪の街ってなんであんなに横断歩道少ないんですか? というわけで、ライヴメモ行きます。

Hot Hot Heat 「Let Me In」

My Rate : ★★★1/2 「Give Up」に続いて公開された、Hot Hot Heatの第2弾先行トラック。こちらもかなりキラーズ(それも2nd)。ただ、たとえばフランツのアレックスにプロデュースされたクリブスがそれでも、クリブスっぽさが消えなかったように、彼らもキラ…

Rilo Kiley 「Silver Lining」

My Rate : ★★★1/2 いろんな意味で「電気ショック」的だった先行シングル「Monkeymaker」に続く、アルバム先行トラック。こちらは、比較的Rilo Kileyらしさの残るフォークソング。ただし、これまでの曲よりもよりルーツ寄りで、後半からはゴスペルに。なかな…

Review : Rilo Kiley , Hot Hot Heat

日付さかのぼって更新中です。 こちらは新作近い二つ。どちらもアルバム先行曲は2曲目の公開ですね。

Lethal Bizzle 『Back To Bizznizz』

My Rate:★★★ 一般で言われている「グライム+ニューレイヴ」っていうのが、ほぼそのままのサウンド。っていうか、より直接的には「ディジー・ラスカル+Hadouken!」(これも一般的に言われているけど)まあ、HipHopの側からHadouken!みたいな事をやる奴は…

Go! Team 「Do It Right」

My Rate : ★★★★ いよいよ、来月にアルバムリリースの迫ったGo! Teamの新作『Proof Of Youth』。名曲「Grip Like A Vice」に続く、セカンドシングル「Do It Right」。 「Grip Like A Vice」で持った期待をこれっぽっちも裏切らないいい曲。まったくもって言う…

Review : Go! Team , Lethal Bizzle

こちらも日付さかのぼって更新中。ややヒップホップ気味で。

サマーソニック行動予定表

東京在住なんですが、サマソニは大阪で見る予定です。 明日深夜発。以下、行動予定。 ■8/1111:00 The Enemy 11:50 The Twang 13:15 Polyphonic Spree 14:50 Hot Chip 15:30 Bright Eyes 16:30 Jose Gonzalez(見るかな?) 18:10 Kasabian(別に見たくないけ…

M.I.A. 『Kala』

My Rate : ★★★1/2(★★★★1/2と★★の間をさまよいながら) M.I.A.の言動を見ていると、「この人って一時代前の人の感覚だよな」と思う瞬間がある。例えば、彼女がこのアルバムについて語った言葉を引用してみよう。 「今はポスト・グローバリゼーションって言葉が…

Review : M.I.A.

LUIRE表紙も実はびっくりしたけど、まさかAERA表紙とは…

We Start Fires 「Play You」

My Rate : ★★★(心の中で0.5点増し) ダーリントン出身の女子3人+無理やり手伝わされてるくさいw男ドラム一人からなる、実質ガールズバンド、We Start Fires。影響を受けたバンドは、「Elastica, Yeah Yeah Yeahs, Blondie, Gwen Stefani, PJ Harvey, The B…

Yeah Yeah Yeahs 『Is Is EP』

My Rate : ★★★1/2 これは進化か、退化か。 デビュー・アルバム『Fever To Tell』とセカンド・アルバム『Show Your Bones』の間でサウンドを激変させたYeah Yeah Yeahs。このEPは『Fever To Tell』の後にリリースされたLive DVDに収録の楽曲を中心に5曲を、リ…

Review : Yeah Yeah Yeahs , We Start Fires

最近、女子もの続いててちょっと困ってます。つーか、明日もそうなりそうだよ。

Lucky Soul 『The Great Unwanted』(恋はゴージャスに)

My Rate : ★★★1/2 完成度の高い「レプリカ・サウンド」だ。 そう、Lucky Soulとは何か、といったとき、要するにそれは「レプリカ」なのだ。50s〜60sの煌びやかなポップスの精巧なレプリカなのである。 例えば、同じ60sサウンドといえば、Pipettesだが、Pipet…

Kate Nash 『Made Of Bricks』

My Rate : ★★★★ ちょっと意地悪く言ってしまえば、彼女がここまで受けているのは、「Lily Allenがヤンキーに見えてしまう優等生orナード子」を巻き込むインドア感とポップさなのだろう。Lily Allenの「Smile」と比較された大ヒット曲「Foundations」が、実は…

The Coral 『Roots And Echoes』

My Rate : ★★★1/2 もはや、Coralに「恐るべき子供達」「時代の寵児」として期待する声などどこにもないだろう。デビューから5年。多くのリスナーがすでにそのことに気づき、そして、彼ら自身もやっとそのことを開き直れたのではないか。というわけで、4作…

The Twang 『Love It When I Feel Like This』

My Rate : ★★ ストーン・ローゼズなり、ハッピー・マンデイズなり、オアシスなり、ザ・ストリーズなりは、もはやUK全土でひとつの「定番」として定着したアーティストだ。だから、たとえば、郊外のヤンキーが、「ローゼズかっけー!あんなんで合唱してぇ!」…

The Teenagers 「Homecoming」

My Rate : ★★★1/2 なんというか、「ソフィア・コッポラっぽい」イメージのみで音楽を構成するとこんな風になりそう。ちょいシューゲで、ちょいエレクトロなアンニュイ・ポップで、ヴァースは歌わずにこちらもアンニュイにボソボソとつぶやくだけ。PVも見ての…