KT Tunstall 「Hold On」

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そんなつまんない新曲だったBlunt氏に対し、面白すぎたのはKT女史の新曲。「プラダを着た悪魔」大フィーチャーのおかげで、実は般若顔という事実はどこへやら、日本でもオサレOLの愛好品として定着したKT Tunstall。新曲は、シェリル・クロウそっくり作風を捨てて、なんとラテン路線です。ラテンですよ!いや、マジで!一体どうしたんでしょうか?イギリス、日本、アメリカとブレイクして次はラテンアメリカ市場狙いなんでしょうか?だとしたら、かなり天然過ぎるぞ、このアプローチ。


なんか、声も爽やか路線を捨てて、ハスキー・ヴォイスなんですよ。いいんですか?曲がりなりにも「オサレアイテム」じゃなかったんですか?でね、トドメはこのPV。まさかのコスプレ攻撃ですよ。ウェスタン、ラテン、ヒップホップ、ロックからアイドル風ダンス、そしてレイヴァーまで。変幻自在。そのどれもが似合ってないorzこの痛さがある意味面白いけどw


しかし、この何か、急にお笑い的なノリに走って大丈夫なんでしょうか?いや、これはタダのおせっかいですが。しかし、南アメリカ市場開拓の前に、これまでの支持層を破壊しそうな自爆兵器的新曲ですよ、これ。Blunt氏よりもこっちの新作の反応の方が俄然楽しみになってきたぜ!


あ、ちなみに、このラテンノリのKTにオサレを見出せなくなってがっかりした、オサレなあなたは、森泉推奨の恋はゴージャスにか、本人の顔とキャラさえ見なければかなりオサレ音なKate Nashあたりがいいんじゃないでしょうか?あるいは、「世界の車窓から」的イージーリスニング・ギターが印象的なAmy MacDonaldとか。