Paramore 『Riot!』

My Rate : ★★★1/2
思ったより商品価値の高いアルバムだったので、正直驚いてしまった。何のことはない、彼女たちは、「エモ・パンク時代のアヴリル・ラヴィーン」なのだが、外見が雄弁に語るそのキャッチコピーをちゃんと音にできている点は評価できる。特に、アヴリル・ラヴィーンが「みんなのアヴリル」になることで失った「放課後、一緒に帰る友達がいない中学生女子的なありふれたさみしさ」が素直に反映されているところがポイント。これは確かに同性同世代が手軽に共感するにはもってこいだし、異性同世代(なよめ)が萌えのにも丁度いいに違いない。アメリカでロングセラーになっているのも、理解できる。


ライオット!

ライオット!